トピックス:糖尿病者にコレステロールを下げる薬は禁忌ー緊急提言

  • 2013年08月23日
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糖尿病の人は心筋梗塞になりやすいのです。そこで、血糖値の高い人はLDL-コレステロールを低く保つよう勧められます。危険因子をもたない人ではLDL-コレステロールを160(mg/dL)未満、血糖値の高い人は120未満とされています。

この数値は生活習慣を変えても容易に到達できませんので、薬が出されることになります。スタチンと総称される薬はLDL-コレステロールをよく下げますので広く使われています。会社ごとに違う名前がつきますので商品名としては30を越えるでしょう。

 

ところが、この薬は長く飲むと血糖値が上がり、糖化ヘモグロビンが上がり、糖尿病を発症させてしまうことがわかりました。そこで欧米では薬の添付文書にこのことが書かれることになりました。薬剤師はその注意をしてくれるでしょう。日本ではまだ、この注意書きがありません。

 

この薬(スタチン)は糖尿病を増やすほか、認知障害を引き起こします。また痛みから始まる筋肉の融解、方々の神経の痛み(多発性神経症)、各種の癌を増やします。そして、早産・流産や子の奇形が高頻度で起こりますので、妊娠可能な女性には出されません。

このように危険な薬なのに、なぜ、使われるのでしょうか?それはベネフィット(心疾患を抑える利益)の方がリスク(糖尿病発症などの副作用)を上回る、という解釈からです。製薬企業はあらゆる手段を使って、このリスクーベネフィット説を広めようとしています。

 

しかし最近の研究では、「スタチンの心疾患予防効果は認められない」、ということになりました。このことが今、医学の分野で議論されているのです。

 

ここでは詳しい説明はできませんが、ベネフィットがあるかどうか議論されている現状です。そしてスタチンによる糖尿病発症のメカニズムは、生化学的にも明らかにされてきました。糖尿病にスタチンは禁忌(使ってはいけない薬)なのです。

参考資料:「糖尿病者にスタチンは禁忌―緊急提言」 (希望者には協議会からは資料を配布します)

 

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